2007桜花賞枠順。
2007クラシック第1弾桜花賞の枠順が発表された。
注目の3強の枠番は2歳女王ウォッカは7枠14番。ダイワメジャーの妹、ダイワスカーレットは大外枠の8枠18番。武豊鞍乗のアストンマーチャンは7枠15番。
この枠番でウォッカの最大の敵はアストンマーチャンでも無く、ダイワスカーレットでもなく、単純に武豊になったな。
ウォッカが一番強いって分かっている豊クンは絶対にウォッカにとって苦しい展開になるようにしてくるハズ。それを想定しているスイは思い切って下げる可能性があるなぁ。出遅れるくらいにネ。脚を出来るだけタメて、800mくらいからマクリ気味に仕掛けて大外をブン回して差してくる展開が一番ありそうだ。
差せる?無理じゃね?
しかも過去のレースを見るとスイは結構前でレースをしている。もしかするとウォッカ自身がその位置取りに慣れている為、カカる事も考えられる。そうなると更にウォッカにとっては不都合。
枠番から考えると馬の実力だけで2着ってのが現時点での予想。
では勝つ馬は?
豊クンのアストンマーチャンはテンが速い馬なので、出負けしてもあまり関係が無いが、豊クンの目標はスイの邪魔。スイを閉じ込めながら自分が勝つ為の最善の展開を考えるとすると、100%の力を出せるか?そこが問題だな。
安藤サンは特に邪魔な馬はいないだろう。道中は豊クンを目標に走れる。内側でのゴチャついた展開を見ながら自分の位置を決められる。豊クンがウォッカを押さえつける仕事を見て、安藤サンもウォッカが楽に外に出せないように豊クンの後ろを追走する。
ついでに言えば安藤サンは前走でウォッカの末脚には絶対に勝てない事、並ぶと抜かせない根性がある事、それを把握している。しかも前走の舞台は本番桜花賞と同じ阪神1600m。どの位置で仕掛ければウォッカには差されないかを想定しているハズ。
ちなみに安藤サンの仕事は隣りの枠のゴッド内博のエミーズスマイルを楽に外に出させない事。
それに対して内博は安藤サンに寄られながら無理に脚を使って前に行くか?それとも安藤サンを先に行かせて、外を追走するか?普通に考えれば安藤サンを先に行かせるだろうな。そうすると大外は内博の居場所。ウォッカは更に外を廻すしかない.....
思いのほかウォッカ包囲網は厳しい。私の考えではラインクラフトが勝った時の桜花賞のイメージに近い。あの時の本命はシーザリオ。馬の総合力から考えればラインクラフトよりもシーザリオが上だった。しかしシーザリオは敗れた。あのレースをもう一度見直して研究するのが良いのかな?
逃げるのは1枠1番を引いた①ショウナンタレントかなぁ?ヨシトミ先生だけに指示が出てれば無理をしてでも逃げるだろうが違うとしたら無理してまでヨシトミ先生は逃げないよね。
何にしてももう少し馬の並びを考えてジックリ考えよう。