第23回フェブラリーステークス(GI)感想
ハワイ語で"Kane Hekili"で、これはハワイの雷を司る神の名前。
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第23回フェブラリーステークス(GI)結果
1着 14カネヒキリ 1:34:9 上がり35.7
2着 9シーキングザダイヤ 3馬身
3着 3ユートピア 頭
単 勝14番 270円
馬 連9−14 660円
馬 単14−9 1090円
3連複3−9−14 5920円
3連単14−9−3 21200円
第23回フェブラリーステークス感想
予想を超える強さがあった。レース自体の流れもカネヒキリ向きの展開ではあったが、それにしても圧倒的な強さ。タイムが出ない今の東京の良馬場ダートコースで昨年のレコードタイムとコンマ2しか違わないタイムを出すとは。更にカネヒキリの上がりタイムが他馬よりかなり速い事にもビックリ。上がりタイム2位のアジュディミツオー(ミツオーが上がり2位ってのも笑える。)よりコンマ8速い。脚をためていた差し馬連中が平均上がりが36.7だから、そいつらよりも1秒速い。
どうやっても勝てる訳無いって事かよ.....昨年のジャパンジャップダートの頃と比べてこれほど成長しちゃうとは.....不安材料だった東京マイル戦の芝スタートもこなせた。豊クンも同じ日東京9Rのフラムドパシオンで直線で前が壁になる展開があった事を考えて早めに動いて包まれないように乗りこなした。完璧な騎乗に馬も応えてくれた。次走ドバイに行っても頑張ってね。
2着のシーキングザダイヤ、4着のブルーコンコルドは凄く強い馬だ。でも今回は勝った馬が強すぎた。ただそれだけ。馬の力は出し切っていると思う。ブルーコンコルドの幸クンはカネヒキリにキッチリとコーナーを廻られた為に内にいれて追う事になったけど、勝つまでは行かなかった。最後は内にもたれた事からもやはり距離は長いんだろうな。
レースのペースを把握して乗ったのは3着ユートピアの安藤勝己騎手。スタートで出していったのでハナをきる事も可能だったが、ペースを読んで抑えた。実質の逃げ馬はこの馬だった。安藤サンも残り600mで後ろを見る手応えがあったのだが、予想以上にシーキングペリエが早めに来ちゃったので、仕方なく仕掛けた感じ。もう少し我慢できる展開だったら2着はあった。なんにしても安藤サンは乗れている。重賞で安藤サンや豊クンには逆らえない。怖すぎる。
そういえばカネヒキリの名前の由来ってハワイ語で"Kane Hekili"で、ハワイの雷を司る神の名前からとったんだってね。金子オーナーってのは相変わらずイイセンスだ。冠名に種馬の名前を付ける事しか出来ないツマラナイ馬主たちも見習って欲しい。
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◎予想の反省。
今回の買い目
◎8番ヴァーミリアン 5着
○14番カネヒキリ 1着
▲1番リミットレスビッド 11着
△9番シーキングザダイヤ 2着
△5番スターキングマン 13着
△15番タガノゲルニカ 8着
○−△で馬連的中。配当660円。1番人気と2番人気の組み合わせだし、3連関係馬券を買わない私からすればこの配当は厳しい。でも当たらないよりはイイか.....恥ずかしいから馬券はアップしない。
本命のヴァーミリアンは今のチカラは出し切ったと思う。仕方ないヨ。ただ豊クンは乗り変えた馬には負けないってジンクスは続いてる。重賞ではかなり重要になるジンクスだ。
リミットは久々のマイル戦が向かなかったのかなぁ?ただ次走がマイル戦でも評価は下げなくてもいいと思う。スターキングマンは結果で言えば位置取りが後ろ過ぎたって事になる。ただしあれほど前が止まらない展開は読めない。タガノゲルニカは素直にチカラ負け。まだ若い馬だし、成長の余地もあるハズ。
.....今日の感想はカネヒキリとフラムドパシオンは恐ろしく強い。両馬が無事に行ったらジャパンカップダートで戦う事になるだろう。楽しみだ。
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